“You deserve to be happy.”
(参考訳)幸せになっていいんだよ/あなたには幸せになる価値がある。
初めてこの言葉を言われたとき、泣きそうになった。
私にその価値がある?!
私のことなんかろくに知らないくせに。
軽々しく言わないでよ。
・・・
いや、待てよ。
幸せになっちゃいけない人なんか存在しない。
そしたら、私だって幸せになって悪いはずがない。
幸せになりたいなんて、思って良いのかわからなくなるときがたくさんあった。
いや、幸せになりたいと思う暇がなかったのかもしれない。
家でも職場でもしなきゃ片付けなきゃいけないことが山ほどあって、いくらやっても終わりが見えない。
幸せとかなんとか言う前に、「この山をなんとしろ!」って言われている気がして。
誰に言われている?
小さい頃は、親と学校の先生に。
社会に出たら、幽霊のようにいつもただよっている、親や世間に。
“You deserve to be happy.”
何度も言ってもらえたかわからないくらい言ってもらった。
私も幸せになって良いのね。
おしえてくれてありがとう。
私みたいに感覚が鈍っている日本人へ、今度は私がこの言葉を伝えたいと思う。