私には息子が一人いる。
もうすぐ14歳になる。
あっという間に大きくなった。
ついこの間まで、足が短くてよちよち歩きがかわいかった私の息子。
今では足がすらりと伸びて、ずいぶんスタイルが良くなっちゃったじゃないの。
ここまで大きくなっても、まだかわいい。
以前と同じかわいさではないけれど、今は今で、とってもかわいい。
でも、私の息子に会ったこともない人から、
You have a beautiful son.
(参考訳)あなたには素晴らしい息子がいるじゃないの。
と言われて、なんだか納得がいかなかった。
私の息子に会ったこともないのになぜそんなことを言うの?!
その後、別の人にまた言われたとき、あらためて考えた。
なんでそんなことを言うのかを。
よく考えたら、こどもは素晴らしいに決まっている。
自分のこどもでなくても、息子のお友だちでも、男の子でも女の子でも、みんな素晴らしいと思う。
こどもって、存在自体が尊い。
いてくれるだけで素晴らしい存在。
。。。そうなると、私の息子が素晴らしいのは誰の目にも明らか?!
今度またそう言ってもらえたら、私もこう返してあげよう。
Yes, thank you, just like yours.
(参考訳)ありがとう。そうなんです、あなたのお子さんのようにうちの子も素晴らしいんです。