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DMM英会話を7年間続けた感想

2016年3月末から2023年2月下旬現在まで、DMM英会話を7年間受講してきました。
その感想と効果をお伝えします。

DMM英会話のコースや受講状況

7年間、ずっとスタンダード・プランで受講してきました。
スタンダード・プランとは、毎日1レッスン、講師はノン・ネイティブというコースです。

2023年2月19日現在です

毎日1レッスン受講が可能なのですが、この7年間、毎日受講できていたわけではありませんでした。

当時、こどもがまだ小学校に就学前後の時期で、育児と家事と仕事で本当に時間がありませんでした。

平日無理だから土日だけの受講にしようと、月8回コースのプランがあるDMM英会話以外のオンライン英会話を1か月間受講しました。

(現在のDMM英会話はこのコースがありますが、当時はありませんでした。)

オンライン英会話を始めてみると、それはとても楽しく、土日のほかに金曜日もなんとかできるだろうと考えました。そして、月にもう4回増えるコースを探したのですが、それはどこのオンライン英会話にもありませんでした。

月8回よりも回数が多いコースは毎日コースしかなく、お金がもったいないと思いながらも、でもそんなことを言っていたらいつまで経っても英会話が上達できないと思い、思い切って毎日コースにすることにしました。

毎日コースならたくさんのオンライン英会話から選べるので、またあらためて検討し、DMM英会話に決めました

     (UnsplashElement5 Digitalが撮影した写真)

1年め(2016年3月~)の受講状況

というわけで、最初の年は基本的に、金・土・日曜日と祝日のみ受講していました。

2年め(2017年3月~)の受講状況

2年めは、病気を患い、仕事を半年間休むことになりました。不幸中の幸いで、その期間は毎日受講し、DMM英会話のおかげで楽しい日々を過ごしました。

3年め(2018年3月~)の受講状況

休職の半年間でDMM英会話がすっかり習慣化しました。
仕事復帰後もどうしても毎日受講したくなってしまいました。

そういうわけで、復帰後は本気で時間を作り、毎日受講するようになりました。

4~6年め(2019年~2022年3月)の受講状況

この3年間は、勤務時間が長くなったため寝不足の日々。
もう生活がどうしようもなくなり、DMM英会話の毎日受講を断念しました。
そのため、火曜日と木曜日を除いた、月・水・金・土・日・祝日に受講していました。

7年め(2022年~2023年2月)の受講状況

7年めは、職場が近くなって通勤時間が往復2時間も短縮されました。
そのおかげで、DMM英会話を毎日受講できるようになりました
DMM英会話を毎日受講できる幸せをかみしめている毎日です。

レッスン内容

レッスン開始時にまずすることは、講師との近況報告です。
ここが一番楽しいです。

その後、Daily NewsというDMM英会話提供のニュース記事を読んで、感想を話し合っています。

     (UnsplashTowfiqu barbhuiyaが撮影した写真)

さて、DMM英会話を7年間継続して受講した効果です。
効果を比較できるように、まずは開始当時の私の英会話力を紹介しましょう。

DMM英会話開始当時の英会話力

交換留学でアメリカで1年間勉強したあとの10数年間は、英会話からすっかり離れていました。
仕事では英語を使う機会がありませんでした。
プライベートでは、洋書を読んだり、友人と英語のやりとりはしていましたが、とにかく会話をする機会はありませんでした。

そのため、初めてのレッスンは緊張しました。
レッスンの流儀?がわからなくて(そんなものが存在するのかもわからなかったのですが)、何をどうしたらよいものかとどぎまぎしていたのを覚えています。

そして、英会話に自信がなかったので、レッスンのたびに素直に講師にそう言っていたのも覚えています。

当時のTOEICのスコアは930点。
とりあえず、このスコアについてはここでは触れずに次に行きましょう(笑)

     (UnsplashGuille Álvarezが撮影した写真)

DMM英会話を7年間継続した効果

DMM英会話でのレッスンでは、英語を話すということに変な緊張はなくなりました。
相手の言っていることがわからなくても聞き返せばよいと思っているので、リラックスできているのだと思います。

当初にくらべれば、英語は聞き取れるようになったし、話せるようになりました。

でも、ここからが肝心なところ。
DMM英会話の以外の場面での効果は話が別です。

1対1の会話はだいぶ対応できます。
でも、会議のような複数人で話しているときは、良く聞き取れないことも多いし、わからないと言うタイミングもわからない。

話すのはまだ”まし”です。自分のペースでできますからね。

今の仕事では、月に1回くらい英語での会議やら対応の場面があります。
自己嫌悪に陥ることが多々あります。

参考までに、2022年8月受験時のTOEICは 970点
当初より40点上がりました。
ですが、これはDMM英会話のおかげではなく、別の対策の成果だと断言します。

     (UnsplashTakemaru Hiraiが撮影した写真)

DMM英会話を7年間継続したことのまとめ

ここまで読んで「7年間もやってこれだけかい」とがっかりした方もいらっしゃるかもしれません。
正直、私もそう思ったりします。
私が求めるレベルは、まだまだはるか向こう。。。

でも、DMM英会話をやっていなかったらもっと低いレベルだったことを思うと、この7年間は無駄ではなかったはずです。

DMM英会話は、毎日を明るくしてくれた、私の人生の一部です。



“Thank you!”

今年の春、アメリカのコロラド州の首都デンバーへ出張に行きました。
ちょうど円安が進み始めた頃ということもあり、仕事先である市街地のホテルは高くて利用できず、郊外のホテルに予約を取りました。そのせいで、滞在中の1週間は片道20分ほどかけてバスに揺られて市街地まで通いました。

そのうち、乗客のある習慣に気づきました。

バスを降りるとき、どの乗客も運転手に向かって大きな声で
“Thank you!”
と言ってから降りていくのです。

バスを乗るときはバスの前方の運転手のすぐ横の入り口からなのですが、降りるときはバスの中央の出口からなので、運転手さんからは少し離れているのです。

だから、運転手さんに間違いなく聞こえるように大きな声で挨拶していくのでしょう。

日本だと、運転手さんに御礼を言っている人もいるけど、いない人もいます。
御礼を言っていても、相手に聞こえるか聞こえないかの小さな声のときもたくさんあるように思います。

お金を払っているからバスを乗るのは当たり前、ではない。
運転手さんにきちんと御礼を言う。
デンバーの人々の温かい気持ちに感激しました。

@Denver, Colorado, USA in Juen 2022

それに気づいてからは、私もデンバーの習慣にならい、” Thank you!!”と頑張って声を張り上げて降りるようにしていました。

(張り上げないとアジア人の声は小さい! 日本では私の声は大きいほうなんですけどね。 )

海外だとこういう新しい発見が嬉しくて、やめられません(笑)

“Hello, Ellen.” “Hello, Taro.”

私が英語を初めて習ったのは中学1年の学校の授業でした。

今は、小学校中学年あたりから英語の授業がありますが(英語圏出身の先生までいる!)、私の場合はもうウン十年も前のことなので、英語は中学からだったんです。

そうは言っても、クラスメートは小学校から始めている子もたくさんいました。中学で英語が初めてという子は少数派でした。

小学校から始めていたクラスメートにとっては、1学期の英語など基礎の基礎で、お手の物。
何の苦もなく、余裕で過ごしているように見えました。

一方、私はとても苦労しました。
教科書の最初の英語のフレーズは、
“Hello, Helen.” “Hello, Taro.”
だったのですが、それを教科書を見ずに覚えて発表することもできません。
“Hello, Helen.”と言ったあと、また教科書をチラ見して確認してから、“Hello, Taro.”を言ったのを覚えています。

それから、“chair”のスペルがどうしても覚えられなくて。
“エア”という発音と “air”のスペルがどうも 別物のように思えてしまって。
「このままではまずい」とさすがに焦りました。

UnsplashGreen Chameleonが撮影した写真

そのため、夏休みは英語に集中。1学期の復習を完璧にし、2学期の予習までして、2学期に挑みました。

おかげで、2学期はすっかり英語が好きになり、得意になっていました。
努力が実るという体験ができたのです。

猛特訓したあの夏休みがなければ、今の英語好きの私は存在しなかった。人生のターニングポイントでした。

今でも忘れられない EllenとTaro。 
それにしても、Taroっていう主人公の名前、いかにも昭和で笑っちゃいますね。