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“Hello, Ellen.” “Hello, Taro.”

私が英語を初めて習ったのは中学1年の学校の授業でした。

今は、小学校中学年あたりから英語の授業がありますが(英語圏出身の先生までいる!)、私の場合はもうウン十年も前のことなので、英語は中学からだったんです。

そうは言っても、クラスメートは小学校から始めている子もたくさんいました。中学で英語が初めてという子は少数派でした。

小学校から始めていたクラスメートにとっては、1学期の英語など基礎の基礎で、お手の物。
何の苦もなく、余裕で過ごしているように見えました。

一方、私はとても苦労しました。
教科書の最初の英語のフレーズは、
“Hello, Helen.” “Hello, Taro.”
だったのですが、それを教科書を見ずに覚えて発表することもできません。
“Hello, Helen.”と言ったあと、また教科書をチラ見して確認してから、“Hello, Taro.”を言ったのを覚えています。

それから、“chair”のスペルがどうしても覚えられなくて。
“エア”という発音と “air”のスペルがどうも 別物のように思えてしまって。
「このままではまずい」とさすがに焦りました。

UnsplashGreen Chameleonが撮影した写真

そのため、夏休みは英語に集中。1学期の復習を完璧にし、2学期の予習までして、2学期に挑みました。

おかげで、2学期はすっかり英語が好きになり、得意になっていました。
努力が実るという体験ができたのです。

猛特訓したあの夏休みがなければ、今の英語好きの私は存在しなかった。人生のターニングポイントでした。

今でも忘れられない EllenとTaro。 
それにしても、Taroっていう主人公の名前、いかにも昭和で笑っちゃいますね。

“I would love to meet for coffee.”

海外の人とやりとりをしている中で、英語のかっこいいフレーズに遭遇することがあります。このフレーズを目にしたときも「お~っ、そう来たか~!!」とテンションが上がりまくりでした(笑)

どんな状況で使う?

このフレーズは、カナダのある大学の職員からのメールでした。毎年世界規模の留学フェアが開催されるのですが、「そこでちょっと会いませんか?」と声をかけてくれたのです。

かっこいいポイントは?

“I would love to meet you. ”じゃないところがポイントですね。

“meet you”だと目標を私にねらいを定めて“私に会う”のが目的となりますが、”meet for coffee” だと “コーヒーを飲む”のが目的という感じ。

メールをくれた彼女とは、会ったことがありません。
初対面で、しかも英語ネイティブの彼女に “あなたに会いたい ”と言われたら、私などはどぎまぎしちゃって困ります(笑)

でも、”コーヒーでも飲もう” なら私の緊張もほぐれちゃって、「え~、どうしようかなあ~」とちょっと嬉しくなっちゃいます💕

誰かと会いたいときにさりげなく使える表現

“I would love to meet for coffee.”

初対面やまだそんなに親しい間柄でもないとき、相手が緊張しちゃうのではないかと思うとき、ただちょっと会いたいとき、そんなときに使えるかっこいいフレーズですね。

ところで

それで、お誘いを受けた彼女と結局会えた?

実は会えなかったんです。そのメールをもらった時点でもう会えないことが明白でした。なぜなら、私はその留学フェアへの参加予定がなかったから💦

でも、これからもチャンスはあるはず。そのときには、私が彼女に ”I would love to meet for coffee”. と言ってみたい、、、だけど、私にはまだ当面その度胸はつかなさそう💦