私はオンライン英会話でレッスンを受けています。
同じ講師のレッスンを何度か受講しているとお互いが少し身近な存在になってきて、近況を話したり、悩みを打ち明けたりすることもあります。
その日、私の息子の頭痛で受診したことをレッスンで話しました。
息子には慢性疾患があります。
定期的な受診をし、医師の指示に従って治療や生活改善を続けてきているのですが、どれも目に見えての症状の改善にはつながっていません。
それが母としてとても苦しいと講師に話したのです。
フィリピン出身のその講師は、「そうなんだ、そうなんだ」とうなづきながら私の話を聞いてくれました。そして、こう言いました。
目次
“I’ll keep your son in my prayers.”
“I’ll keep your son in my prayers.”
(参考訳) あなたの息子さんのこともお祈りするわ。
カトリックの彼女は、毎晩お祈りをするそうです。神に感謝の言葉を述べ、そして困っている人がいればその人への神の御加護を求めているそうです。そのときに、私の息子のことも祈ると言ってくれたのです。
私の息子のことを思って祈ってくれる。彼女の言葉が本当に嬉しかったです。
宗教は違えど
数か月前、私は通勤経路を変えたら、神社の前を通るようになりました。小さいけれど立派な神社です。
彼女の影響を受けて、私も毎日のようにお参りするようになりました。
今日も無事に仕事を終えられたことの報告と感謝をし、息子の病気が改善するように祈り、そして困っている状況にある友人についても祈ります。
宗教は違いますが、していることは彼女と同じですね。
誰かが困っていると聞けば、私はその人に “I’ll keep your son in my prayers.” と伝えるようになりました。そして、この神社で祈ります。
みんなが幸せになりますように。